大樹生命の
「あるべき姿」を考え、
DXの方向性を探っていく。

コーポ―レートスタッフ分野 エリア総合職
佐々木 千英
Chie Sasaki

DX戦略部 DX戦略グループ
2019年入社 社会学部 卒

入社の決め手

就職活動の軸は、人のマイナスな気持ちをプラスに変える仕事に就くこと。そうして、いくつかの業界を見ていくなかで、人の一生に関わり、万一のときを支え、長く寄り添える生命保険会社に魅力を感じるようになりました。そのなかでも大樹生命に決めた理由は、お会いした先輩社員の方々の雰囲気や人柄に惹かれたからです。最後に大樹生命ともう一社で迷ったとき、私がOB・OG訪問をお願いすると社員の方は快く引き受けてくださり、さらに紹介していただいた女性の先輩社員も私の質問に一つひとつ丁寧に答えてくださりました。そのおかげで、最終的に不安が解消された状態で大樹生命への入社を決めることができました。

Career Path

入社1年目東京北支社 中野営業部

営業職員の活動支援業務や営業部全体の成績管理やデータの収集・分析といった支社業務を通して仕事の基礎を身につけていきました。

入社2年目東京北支社 大泉営業部

営業職員への活動支援を行いながら、まだまだ私自身が学ぶことが多い日々。新しい知識や経験を一つずつ蓄えていく面白さを感じていました。

入社3年目営業企画部 ICT推進グループ

営業職員が使用するタブレット型営業端末の開発や活用促進を担う部署へ。また、所属の枠を越え、社内公募のプロジェクトにも参加しました。

入社4年目DX戦略部 DX戦略グループ

大樹生命のDXを実現するための情報収集と立案を行う部署に異動。まったくのゼロからイチを立ち上げる業務に日々試行錯誤しながら取り組んでいます。

いまの仕事について

理想と現状の間を行き来しながら、
大樹生命ならではのDXを検討中。

DX戦略部は、現代のビジネスでは欠かせないDX(デジタル・トランスフォーメーション)を当社でも実現すべく、2022年度に新設された部署です。DXとは、要約すると「デジタル技術で業務や組織を変革し、新たな価値を創出する」こと。デジタル技術を活用し、今すぐ改善に取り掛かることができる足元の課題を考える一方、当社の5年後、10年後を見据えたDX案件の立案も行っています。この部署が新設されてまず取り組んだのは、部署内で会議を重ね、理想の「あるべき姿」を考えること。そして、「それを叶えるためにはどのようにしていけば良いか」とその道のりを模索することでした。さらに、営業職員の活動データを分析し、好成績を生み出す要因を探ったり、自分自身が営業現場にいた経験を活かして、お客さま目線と営業職員目線の両方から現在の課題を洗い出したりと、常に理想と現状の間を行き来しながら、チームやグループ全体でDXの具体的なソリューションの候補を発案していきました。また最近では、「あるべき姿」の項目を細分化し、それぞれの項目ごとに担当を配し、「どういうDXが可能か」という内容をまとめる構想書の作成にも取り掛かっています。

この仕事の魅力

最先端のデジタル技術を学ぶ一方で、
人の力の重要性にも改めて気付ける。

DX戦略グループへの配属が決まって、私はまずその定義を学ぶことからスタートしました。同時に、DXを実現するためにはどのような技術やソリューションを活用できるのかということを知るため、様々な外部パートナーにサービスを紹介してもらったり、最先端のDXの展示会に足を運び、デモンストレーションを見せてもらったりと、DXに関する自身の知見を深めていきました。今話題のAIを駆使したサービスでは「こんなこともできるのか!」と驚くことも多かったですね。ただ、その一方で「AIが何でもできるわけではない」「すべてをデジタル化することが正解ではない」といったことも、このDX戦略グループで学んだこと。当社の業務に当てはめて考える際も、DXによって新たな価値を生み出せる部分と、「ここは、人の力であるべきだ」と思う部分があり、こうしたデジタルと人の活動のバランスの重要性に気づくことができる点も、この部署のやりがいの一つだと思います。

私のターニングポイント

営業現場の視点と本社の視点を学び、
仕事の視野が広がっていった。

まだ入社4年目ではありますが、これまでにすでに3つの異なる業務を経験し、その一つひとつが私にとって大きな成長の機会になっています。最初のターニングポイントは、1〜2年目の営業部時代。ここで営業職員の活動を間近で見ることができ、さらに一緒に協力してお客さまからご契約をいただけた経験は大きな自信となりました。入社3年目からは本社部署に異動し、営業部時代とは逆に「全体」を見ていく立場を経験。「本社側がどういうことを考え、各支社・営業部に情報を発信しているのか」といったことを学ぶことができ、「営業部と本社の両方を経験している自分だからこそ、できることがあるのでは」と考えるようになっていきました。そして、4年目の現部署では、よりスケールの大きな仕事が求められるDX戦略部へ。会社だけでなく、この社会全体の未来についても考える機会をいただき、自分自身の視野も広がったと思います。

大樹生命で働く魅力

人と人との距離が近いため、
相談しやすく、かつ刺激も受ける。

大樹生命は、人と人との距離が近く、コミュニケーションが取りやすい環境があります。現在のDX戦略部の仕事でも、他部署の方々と関わり、それぞれの業務の内容や課題を聞く機会がありますが、そうした際も嫌な顔ひとつせず対応してくれますし、私が分からないことを、回答するだけでなく考え方から教えてくれることもあり、とても感謝しています。また、同じ会社の中に様々な業務内容の部署がある点も、この会社ならではの魅力。営業部と本社では大きく異なりますし、同じ本社でも他部署で働く同期の話を聞くだけでも、たくさんの刺激を受けられます。さらに最近は、他部署かつ年次の離れた社員の方たちと会議をする機会も増え、多くのことを学べると同時に人脈も広がるので、縦と横の広いつながりを持てるということも魅力に感じるようになりました。

仕事で大切にしていること

ゼロからイチを生み出すため、
常に先を想像しながら取り組む。

DX戦略グループの前身であるICT推進グループの業務に携わっていたときは、会社が新しく発信する内容はもちろん、これまで行ってきた作業や既存の仕組みに関しても、「なぜ、こうしているのだろう」と理由を考えるようにしていました。そして、すべてのものに理由があり、その部分を理解した上で作業をするのとしないのとでは、取り組み方も結果も変わってくるということを実感しました。一方、現在の部署では、まったくのゼロからイチを生み出していく業務が中心。「今はこうだから」ではなく、「次の時代、次のお客さま、次の営業はどうあるべきか」と考えながら仕事を進めています。また、こちらから何かを発信する際も、同じように「こういう目的だから、こうしてほしい」と理由からしっかり伝えるように意識しています。
今後の目標は、まずは構想書を仕上げ、検討段階にある様々なDXの施策を一つでも実装していけるようにすること。その先は、また今とは異なる業務に関わるのも楽しみですね。どんな仕事をしていても常にゴールを見失わないよう、「自分たちの行っている業務の先には営業職員とお客さまがいる」という自覚を持って仕事に励んでいきたいです。

他の社員インタビューを見る