営業部長7年目

筒井 隆太
Tsutsui Ryuta

東京北支社 中野営業部
2013年入社 総合職

攻めと守りの
バランスをとりながら、
自分の強みを
磨いていきたい。

これまでのキャリア

営業部長職への最短距離を
がむしゃらに駆け抜けた。

6ヶ月間の新入職員研修を終え、最初の配属先は東京支社でした。ここで支社業務と営業支援業務という異なる二つの業務を担当。支社全体の動きを学び、さらに営業職員と日々コミュニケーションを重ねたことで、大樹生命で働く上での基礎を築くことができました。とくに、さまざまな世代の人との接し方、人間関係の築き方は勉強になりました。ちなみに、当時は営業幹部コースがなく、総合コースとして入社していたので、支社での勤務終了後、本来は一度本社に異動するケースがほとんどでした。しかし、入社前から営業部長職を志していた私は、上司からの「現場と本社、次はどちらで経験を積みたい?」という質問に対し、「現場です」と即答しました。もちろん、本社には本社でしか経験できないことがあるとわかっていましたが、当時は営業部長への最短距離にこだわっていたのです。異動先となった千葉支社習志野営業部では営業部長の隣に席を設けてもらい、いわば営業部長の見習いとして1年間を過ごしました。営業部の目標達成に向けてがむしゃらに努力し、ときには部の運営方針を巡って、営業部長とぶつかることもありました。ただ、いま振り返ると、入社4年目の社員が組織のトップに意見でき、かつ真剣に聞いてくださる環境があるのはありがたいことだと思います。でも、それほど大樹生命という会社は風通しが良く、かつ全員が「会社を良くしよう、お客さまのためになる仕事をしよう」という想いをもって働いている会社だと思います。そして、入社5年目に横浜支社横浜統括営業部へ。ここで念願であった営業部長職にあたる営業室長を拝命し、営業部長としての道を歩み始めることになりました。

営業部長としての仕事の魅力、
印象に残っていること

与える影響力の大きさは、
この仕事の最大の魅力。

営業部長になって最も感じたのは、自分が与える影響力の大きさです。営業職員をはじめ、一緒に働くメンバーに対して、自分自身が良い影響を与えることができれば、担当する地域のお客さまにもより良いサービスや安心を提供できるようになります。そして、多くのお客さまにご満足いただけたら、それが今度は提供したメンバーのモチベーションに跳ね返り、さらに営業部全体、支社全体を盛り上げ、最終的には会社全体にも良い影響を与えることができると思います。とはいえ、営業部長になったばかりの頃は、この影響力の大きさがプレッシャーでもありました。営業部長職に初めて就いた横浜統括営業部時代。就任当初は「下を向いて、背中を丸めて来たよね」と今でも言われるほど緊張していましたし、自信もありませんでした。就任当時の営業職員は約20名。その中には営業職員をまとめる心強いベテランの女性の方もいらっしゃいましたが、それでも1年目は部としての目標を達成することができませんでした。「何かを変えなければ…」と強く思ったことを覚えています。そこから、そのベテランの営業職員と一緒に一人ひとりとのコミュニケーションの質や量を高め、信頼関係を築き、営業部全体の雰囲気づくりを心がけました。さらに、営業職員の採用や育成にも力を入れながら、部全体のポテンシャルを徐々に底上げ、結果、就任3年目には全国表彰で営業室の部第1位を獲得するほどまでに成長させることができ、私自身も大きな自信を得ることができました。

大樹生命だからこその魅力

後輩に惜しみなく
アドバイスをくださる先輩たち。

こうしたやりがいも面白さもある営業部長職ですが、もちろん、他の生命保険会社にも同様のポジションはあります。ただ、「若手にチャンスを与える」という点では、大樹生命が一歩抜きん出ているのではないでしょうか。実際、大学時代の同期と話していても、他業界を含め、この年次で組織の長を任されている人は少ないと思います。また、大樹生命はただチャンスを与えるだけでなく、さまざまな先輩たちが常に相談に乗ってくれる環境があります。私自身は入社以来、これまでに営業部長を務めた先輩や現在務めている先輩たちに成功談や失敗談を伺うようにしているのですが、そうした質問を煙たがるような先輩は一人もいません。「人の三井」と呼ばれた時代からの社風だと思いますが、どの先輩たちも「自分のために」というより、「会社のため、お客さまのために」という気持ちで行動しており、後輩に惜しみなくアドバイスをしてくださいます。

営業部長職に向いているタイプと
学生へのメッセージ

大切なのは
コミュニケーション能力と
愚直に挑戦する気持ち。

営業部長職はメンバーと一緒になって、目標達成に向けて日々努力する仕事です。そのため、コミュニケーション能力のある方や気配り、目配り、心配りといった思いやりのある方は、この仕事に向いていると思います。その上で目標に向かって愚直にチャレンジし続けることができる方、誰かのために苦労を厭わない方であれば、なおさら活躍の機会は増えることでしょう。最後に、私自身の今後の目標は、任される組織の規模を一つずつ大きくしながら、統括営業部長、営業推進部長、支社長とキャリアアップしていくこと。そのためにも目の前の目標の達成に全力を注ぎ、日々自己研鑽を行いながら、業務に励んでいきたいと考えています。また、同じ営業部長職でも、自分自身の熱量や言動でメンバーを率いるタイプや、データなどを重視し所属員への細かなフォローを重ねながら全体の力を底上げしていくタイプなど、人によって営業部長のタイプも異なります。私自身は攻めと守りの両面を組み合わせたバランスタイプとして、自分の強みを磨いていきたいです。