営業部長5年目

小西 元
Gen Konishi

東京南支社 成城営業部
2012年入社 経済学部卒

個性と強みを生み出す風土をつくり、自分も組織も高めていく。

これまでのキャリアと営業部長への道

最前線とバックヤード、
異なる立場での経験が武器になった。

保険商品は目に見えないものだからこそ、“人”や“会社”を見て選びます。形ある商品とは異なる、その保険の販売プロセスに興味を惹かれて入社しました。最初の配属先は、福岡県の大牟田統括営業部。知らない土地での勤務、保険の知識もゼロからのスタートで戸惑いも多かったですが、「わからないことをわからないままにしない」という気持ちで、社会人としての基礎や営業職に必要な知識を身につけていきました。3年間のなかでいい仲間にも恵まれ、当時のリーダーや同僚とはいまだに連絡を取り合う仲です。入社4年目には本社に異動し、一転して業務推進という立場で、目標設定から営業施策の立案、資料の準備まで、営業統括本部の旗振り役として3年間を過ごしました。営業の現場最前線とバックヤードの両方を経験できたことで、自分の中で点と点だった販売プロセスが、一本の線へとつながりました。その経験を武器に、7年目は日本橋営業部の主幹・副営業部長として営業部の成績向上に尽力。8年目には、新横浜統括営業部の営業室長、そして入社12年目に、現在の成城営業部の営業部長に任命されました。

営業部長としての仕事の魅力

少しずつ習慣化させていき、
仲間が力を発揮できる風土をつくる。

営業部長の役割は、その営業部の“風土”をつくることだと考えています。勤怠の徹底、勤務態度、相手への思いやり、採用につながる声かけなど、一つひとつの行動は小さくても、営業部長が継続して呼びかけることで、少しずつ習慣化されていきます。そして、やがてそれは風土として定着し、その営業部の個性と強みへと変わっていきます。その上で私は、成城営業部を“嬉しさ”をつくれる営業部にしていきたい。メンバーによく伝えているのは「“楽しさ”はあくまでプロセス。結果が伴う“嬉しさ”にこだわろう」ということ。たとえば、成城営業部では毎月、縁日やヨガ教室などの集客イベントを実施しています。主眼はお客さまと接点を増やすための取り組みですが、私にとっては全員が一丸となって何かを成し遂げる、嬉しさを実感できる機会でもあります。業務の中で感じる嬉しさはモチベーションや自己肯定感につながりますし、まず自分たちが嬉しくならなければ、人の嬉しさをつくることはできません。そうした風土づくりによって、メンバー一人ひとりの力がさらに発揮できるように引っ張っていけるのは、営業部長職ならではの魅力だと思います。

大樹生命だからこその魅力や強み

多種多様な価値観にふれ、
常に自分を進化させ、進化させられる。

会社が一人ひとりの考えを尊重してくれるのは、大きな魅力です。たとえば、全国各地に営業部がありますが、それぞれの営業部は営業部長の方針によって、仕事の進め方がまったく違います。大きな裁量が与えられているため、その土地やメンバーの考えに合ったやり方を自由に選択することができますが、自由だからこそ大きな責任感も生まれます。そして、「責任感と成長は、表裏一体」というのが私の持論。責任感が大きいほど、ビジネスマンとしても人間としても成長できますし、やりがいもまた大きくなります。大樹生命では、そうした責任感ある仕事が若いときから巡ってきます。また、社内外を問わず多様な価値観をもった人に出会えるのも、大きな強みです。仕事をしていると自分一人で考えられることには限界があると感じることも少なくありません。そんな時に異なる考えや発想、意見に触れると視野が広がり、物事を広く深く考えられるようになります。私自身、仕事を通じて多くの仲間、お客さま、企業に出会い、そこで多様な価値観に触れることが、自分を成長させてくれたと感じています。

今後目指したいキャリア

私自身の理想は、
成城営業部ブランドを確立すること。

ある時、一人の営業職員に「営業部長は、ただ目標を達成すればいいんですか?」という言葉を投げかけられ、はっとしたことがあります。その頃の私は、無意識のうちに規模の大きな案件を重要視するような態度を取ってしまっていたため、営業部長として改めて気を引き締めるいいきっかけになりました。そして、それ以来、成城営業部は一人ひとりの思いを尊重しながら成果を出していく組織でありたいと、より強く思うようになりました。思い描く組織の姿を実現するためには、今よりも営業職員が自信と充足感をもって働ける環境を、私自身が構築していかなければいけません。必要となるのは、的確な判断力と組織を動かす推進力、そして、人へ働きかけるための影響力。それらを身につけて私自身が成長し、やがて周囲から「成城営業部ブランド」といわれる営業部へと牽引していくことが、営業部長としての私の目標です。