人と人との
つながりを大切に、
成長の喜びを分かち合う。

コーポレートスタッフ部門 エリア総合職
橋本 光雨
Miu Hashimoto

人事部 人材開発室
2020年入社 教養学部 卒

※インタビュー内容は取材当時の内容となります。

入社の決め手

中学生の頃、仙台に住んでおり、東日本大震災で被災。体育館での避難生活を余儀なくされました。その場にいる誰もがつらい気持ちを抱えていたと思います。それでも互いに励まし、支え、助け合うことで大変な時期をなんとか乗り切ることができました。そんな経験から人とのつながりの大切さを学び、いつしか「人に寄り添う仕事がしたい」と思うようになりました。就職活動を進めるなか、無形商品を扱う保険ビジネスにおいてお客さまと接する営業職員や社員の大切さを知り、さらにその人たちを支える、人事領域の仕事に興味を持ちました。そして、いくつかの会社を調べるなかで唯一、入社後のキャリアビジョンを明確に示してくれたのが大樹生命だったのです。大樹生命では入社後、営業現場を経験する機会があり、人事職を目指す上で、営業経験や保険知識の重要性を感じていた私にとって、そのキャリアプランは最適だと思えるものでした。また、数年先の将来像が明確にイメージできたことが、大樹生命を選ぶ大きな理由にもなりました。選考過程では人事以外の人が積極的に採用活動に協力していて、その方々とお話しする度に「穏やかな人が多く働いている」という印象を強く持ち、その気持ちはいつしか「この人たちと一緒に働きたい」という思いに変わっていました。

Career Path

入社1年目研修期間

コロナ禍での入社だったため、リモートでの研修が中心。不安も大きかったですが、「集合研修」などで同期とは集まる機会も何度かあり、そこで絆を深めることができたのが支えになりました。いまでも気軽にわからないことを聞き合えるその関係が、ありがたく感じています。

入社1年目東京支社

支社の業績データの取りまとめと資料作成、営業職員の同行サポートなどを行っていました。「なるべく自席に座る時間を少なく」という上司のアドバイスから、営業職員に積極的に話しかけ、信頼関係の構築に務めました。

入社3年目人事部 人材開発室

主に従業員の能力・スキル向上に向けて、研修会・講義の運営や会計処理、遠方からの参加者の宿泊所の手配、資格試験への申込取りまとめなどを行っています。

いまの仕事について

年間40本以上の社内研修を運営、
約700人の社員の成長機会を支える。

入社3年目に入り、人材開発室に異動してからは主に三つの業務に携わっています。その中心となるのが、社内研修の運営です。年間40本以上の研修会をサポート。新入社員から役員候補まで幅広い年代層を対象とした研修の企画・運営を行っています。外部講師との調整や会場手配、資料準備から当日の運営まで、研修に関わる実務全般を担当するのは、決して楽なことではありませんが、その分、自分自身の成長も感じることができます。何より、年間で約700人の社員の方々に成長機会を提供できることが、私が大切にする「人とのつながり」の実現とも重なります。あと二つの業務は、資格試験の事務管理と、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)チームの一員として社内の多様性を推進すること。とくに後者の業務では、社員のキャリアアップを応援する動画制作や、「ロールモデル講話」といって、大樹生命でのキャリアの描き方に関するインタビューをライブ配信するというイベントの企画・運営を担当しました。年齢も近い先輩と2人で担当したこともあり、全社員に視聴してもらう動画を、若手だけでゼロからつくり上げたことは、私にとって大きな自信にもなりました。

この仕事の魅力

人と人とのつながりを育む現場で、
仲間とともに成長できる
喜び。

人材開発室は、新入社員の育成から社員の定着支援まで、多くの社員の成長過程に深く関わることができる部署です。多様な学びの機会を提供し、新たなスキルや知識の習得をサポートできていることにやりがいを感じ、それは大樹生命という会社の強みを育てていくことと同義だとも感じています。また、私自身が運営という立場でさまざまな研修に参加できるため、自ら知識を深められたり、幅広いスキルを習得できたりするチャンスでもあるのです。仕事のやりがいと、自分自身の成長。その両方を感じながら日々業務に向き合えていることが楽しいですし、若手の意見や希望を積極的に聞き入れ、そうした環境を用意してくれる会社にも感謝しています。目標としているのは、上司である室長です。職種、役職に関係なく、一人ひとりに積極的に話しかけ、地道にコミュニケーションを積み重ねるその姿は、まさに私が目指す「人と人とのつながりをつくるプロ」。室長を見ていて、業務以外の普段の行動も、社員の定着率や職場の活性化につながっているのだと気づかされました。いまの仕事を通じて学びを積み重ね、いつか自分もそんな働き方ができるようになりたいと思っています。

私のターニングポイント

コミュニケーションへの意識を
変えた、上司からの言葉。

私にとってのターニングポイントは、入社1〜2年目に営業職員のサポート業務をしていた営業部で過ごした日々です。社会人になりたての頃は、人見知りの性格もあって職場でのコミュニケーションにも戸惑いがありました。そんなとき、上司から「なるべく席に座る時間を短くし、積極的に人に話しかけたほうがいいよ」と声をかけてもらったんです。「人見知りだから」なんて言い訳は、社会人として通用しない。そんな風に自分に言い聞かせ、意識を変えようと決意。年齢層の高いベテランの営業職員が多いなか、「勉強させてください」と言って積極的に営業同行に付いて行ったり、営業職員の方々の困りごとを一緒に解決したり。その積み重ねが少しずつ実を結んでいき、次第に営業職員の方から頼っていただく機会が増えていきました。ときには、プライベートで野球観戦に誘っていただくなど、世代を超えた信頼関係を築くことも。同時に、営業職員の現場を間近で見たことで、ご契約をお預かりすることの大変さも知りました。改めて、大樹生命のビジネスの根幹となる保険契約が、信頼関係の上に成り立つものであると学んだ期間でもあります。本社勤務になってからも「どんな業務の先にもお客さまがいる」という言葉を聞く度、支社で過ごした日々が思い出され、どんな場面でも現場を想像しながら業務にあたれるようになったと思います。

大樹生命で働く魅力

人を想い、成長を支える文化と、
充実したプライベートを両立
できる環境。

大樹生命には「人を想う」文化が根付いていると、私は思います。これまで経験したどの部署でも、若手が困っているときには、上司や先輩がどんなに忙しくても手を止めて話を聞いてくれていました。そうした多くの人が支えてくれる温かい環境のなか、社員として、人として成長できることが大樹生命で働く大きな魅力ではないでしょうか。そして、私が携わる人材育成の仕事もまた、人に寄り添いながらその成長を支える業務の一つです。職種や年代もそれぞれ異なる営業職員や社員を対象に、年に40回以上もの研修を実施する。これだけ手厚くカリキュラムを用意できるのも「一人ひとりに向き合い、成長に寄り添いたい」という価値観が会社に息づいているからだと思います。一方で、私が採用されているエリア総合職は17時には退勤でき、仕事とプライベートの両立もしやすい環境が整っています。帰宅後は映画やジムに寄ってから帰宅したり、料理やアクセサリーづくりなど自分の好きなことに充てる時間にもできます。仕事で誰かの成長を支える一方で、自分自身も充実した日々を過ごせることも、この会社で働く魅力だと感じています。

仕事で大切にしていること

自分の物差しで測ることなく、
会社全体の学びの文化を
育みたい。

入社以来、お客さま、営業職員、そして同僚や上司など、経験や考え方もさまざまな人たちと接してきたことで、それぞれが異なる背景や価値観を持っていることを肌で感じてきました。だからこそ、いまは「自分の物差しで測らない」という姿勢を大切にしています。自分の常識と相手の常識は違うということを常に意識し、相手の目線に立ってコミュニケーションを取ることが、信頼関係を構築する第一歩だと思うように。そして、この信頼関係の構築こそ、人材育成の根幹を成すものだと考えるようになりました。今後の目標は、大樹生命の社員一人ひとりの成長をより深いレベルでサポートできるようになること。将来的には「学びの風土づくり」や「手挙げ文化の促進」を醸成するような、会社の環境づくりにもチャレンジしていきたい。それがひいては、お客さまに提供できる価値の向上、創造につながっていくのだと信じています。そのためにも、まずは自分自身の学びや成長に向き合いながら、日々の業務に誠実に取り組んでいきます。