「まず、やってみる」。
その言葉を胸に、
海外というフィールドで
自らの可能性を広げ続ける。

ホールセール部門 総合職
日野 悠人
Yuto Hino

国際法人営業部 第二グループ
2020年入社 経済学部 卒

※インタビュー内容は取材当時の内容となります。

入社の決め手

大学時代は軟式野球部に所属していました。監督がいない部活だったため、運営や練習メニューを考えるのもすべて自分たち。わからないことは先輩に聞き、日々トレーニングに打ち込みました。その甲斐もあって、3年生では活躍できるようになり試合にも出場。常に苦手なことに目を向け、克服する力が養われた4年間でした。就職活動に関しては、小さな頃から祖父や親戚をはじめ、周囲の大人に保険関連の仕事に就いている人が多く、自然と保険業界を中心に企業を探していました。保険会社各社を受けるなかで、その穏やかな雰囲気、人への接し方に惹かれたのが大樹生命でした。たとえば、面接直前に緊張を解きほぐす場を設けてくれたり、面接後の電話フォローが丁寧だったり。人事の方が常に学生側の視点に立って味方でいてくれたんです。「就活生を大事にするならば、きっと従業員のことも大切にしてくれるだろう」。そんな思いが後押しとなり、大樹生命への入社を決めました。

Career Path

入社1年目東京北支社

東京北支社で、主に営業職員のサポートや営業施策・運営の資料作成をしていました。営業職員の提案に同行しながら基礎的な保険に関する知識を身に付けていきました。

入社3年目国際法人営業部 第二グループ

主に東南アジアの国々に支社を展開する日系企業を担当。保険に関するコスト削減プログラムの紹介や、現地の提携保険企業とお客さまのビジネスマッチングを行っています。

いまの仕事について

縁深い東南アジアを舞台に、
団体保険の導入支援を
行っていく。

大樹生命に入社後、人事面談を重ねるなかで「仕事のなかにも楽しみを見つけたい」という思いが強くなり、「いずれは国際法人営業部に異動したい」という希望を出していました。というのも、もともと旅行が好きで、大学時代からバックパッカーとして東南アジア各国を放浪。とくに、日本との文化の違いに気づいたときが、旅の醍醐味を感じる瞬間だったからです。そして3年目になり、現在の部署に異動が決定。思わずガッツポーズをしたのを覚えています。ここでの業務は大きく分けて二つ。一つは、海外に支社を展開するグローバルな日系企業向けに、当社と半世紀にわたって提携関係にあるジェネラリ社(イタリア)が提供する「国際プーリング制度」の紹介、あるいは導入されているお客さまのアフターケアを行うことです。もう一つは、ジェネラリ社のグローバルなネットワークを活かし、海外進出する日系企業と、現地の提携保険会社をマッチングし、団体保険の導入を支援すること。大学時代のバックパッカーの経験も加味していただき、馴染みが深い東南アジアの地域を担当させていただいています。

この仕事の魅力

商習慣が異なる海外での仕事は
新鮮な驚きに満ちている。

国際法人営業部にとってのお客さまは、日本国内でも最大手クラスの企業、それも決裁権を持つ役職の方ばかり。商談ともなれば、鋭い質問やご指摘も多くいただきます。そのため、まず提案を行う私たちが知識を十分に備えた上で、事前準備を入念に行うことがかなり重要になってくるのです。大変さはありますが、それだけ熱が入った商談だからこそ、面白さもある。私のような浅い年次から、こんなに面白い仕事に挑戦できる機会があるのは、少数精鋭の大樹生命ならではの魅力ではないでしょうか。一方で、日系企業の海外支社への営業訪問、あるいは現地の提携保険会社と仕事をする際には、日本人以外と仕事をする機会も多くあります。その度に感じるのは、商習慣や仕事文化の違い。とくに、インドネシアで会議に出席したときは、大きなカルチャーショックを受けました。参加者全員で活発に議論し、発言しない人が一人もいない。みんな、「話さなければ会議に出る意味あるの?」というスタンスなんです。私が知っているいわゆる日本企業的な会議とはまったく異なる雰囲気に圧倒されました。国や地域ごとの商習慣が存在する中で、大樹生命としてはどんな一手を打つのが最善なのか。正解がない問いを考えることにやりがいを感じますし、さまざまな国のビジネスパーソンとの仕事は、私にとっては新鮮な驚きに出会える機会。この仕事の醍醐味を感じるポイントでもあります。

私のターニングポイント

意見が言えない自分を、
変えた上司からの言葉。

3年目に国際法人営業部に異動したときのことです。配属されたばかりで業務内容も把握しきれていなかった私は、上司や先輩に自分の意見を伝えるのを難しく感じていました。いま思えば、「知識が少ない若手社員の意見なんて聞き入れてもらえないだろう」と勝手に思い込んでいたのかもしれません。そんな私の姿を見て先輩が察したのか、あるとき「若手だからこそ、ベテランには見えない部分に気づける。どんどん発言して失敗して、成長してほしい」と声をかけてくれたのです。その言葉にハッとさせられ、自分がいかに躊躇しながら仕事に向き合っていたか気づきました。年次や知識はどうあれ、主体性のない人に仕事を任せようと思う人は少ないと思います。それ以来、うまくいくかどうかわからないことでも「まずやってみよう。伝えよう」と考え直し、何事にも挑戦する気持ちを持つようになりました。その先輩からかけてもらった言葉は、いまでも私が仕事をする上での土台になっていると思います。

大樹生命で働く魅力

助けてくれる仲間がいるから、
若手社員が安心して
挑戦できる。

少数精鋭だからこそ、若手のうちから大きな仕事を任せてもらえる。大樹生命には、そんな社風や文化が根付いていると思います。私自身、自ら手を挙げて国際法人営業部への異動を希望しましたが、こんなにも早く自分の希望が叶うとは思っていませんでした。それも、大学時代にバックパッカーとして巡っていた東南アジアを舞台に仕事ができるなんて。「やりたい」と熱意をもって伝えれば、会社がそれに応えてくれる。改めて、大樹生命は一人ひとりに向き合ってくれる会社だと強く感じました。また、挑戦には失敗がつきものですが、失敗をフォローしてくれる仲間がいるから若手社員が安心して挑戦できるし、成長できる。その成長と助け合いの精神こそ、「人の大樹」と呼ばれる大樹生命に脈々と受け継がれる精神ではないでしょうか。

仕事で大切にしていること

仕事はもっと楽しんでいい。
だから、やりたいことに突き進む。

無駄な残業はせず、仕事もプライベートも充実させて楽しむ。そんなライフスタイルを送る海外のビジネスパーソンとふれ合ううちに、私のなかには「当たり前だと思っていることは、当たり前じゃない」という考えが芽生えてきました。仕事は人生の一部だし、もっともっと楽しんでいいはず。私にとって仕事を楽しむポイントは、自分がやりたいと思える仕事で力を発揮すること。つまり、海外駐在員としてさまざまな国に赴き、大樹生命の社員として活躍することです。そのためにはさらに語学力を高める必要があると思い、いまは仕事でのコミュニケーション以外にも、英会話や隙間時間の勉強など自己研鑽に努めています。挑戦の機会に恵まれた環境のなかで一つひとつの挑戦を無駄にせず、自分自身、そして大樹生命の未来をともに築いていきたいと思います。