Vol.137
マネーコラム
家を買うことのメリット・デメリット
- 当社からファイナンシャルプランナーの先生等に依頼し、執筆いただいた記事を掲載しております。
- 各コラム内の情報は掲載当時の情報です。

家は「住宅ローン」を組んで買うのが基本。
住まいのことを考えたとき、「持ち家」に住むか「賃貸物件」に住むかで悩む人は少なくありません。賃貸であれば、自由に住み替えたり、家計管理がしやすいといったメリットがあります。ただ、年金生活になっても家賃支払いが一生涯続くため、老後の住居費を危惧する声もあります。
総務省の調査によれば、2人以上世帯で持ち家の人の割合は、29歳以下では3人に1人(37.6%)程度ですが、30代では約7割、40代以降は8割超と多数派に。気が付けば、周りの同期や同級生が家を買っていて焦った、という人もいるのではないでしょうか。
持ち家用の物件の魅力は、賃貸物件に比べて内装や設備のグレードが高い点や自由にリフォームできること。また、実際問題として、家族が増えた際に賃貸物件よりも部屋数の多い物件が充実していて見つけやすい実情があります。さらに、住宅ローンを早く完済できれば以後の住居費を軽くできる点が魅力。しかし返済できない月が3か月続くと、経済的な破綻に追い込まれる点が最大のデメリットといえそうです。
Point
住宅ローンを組む際は原則として団体信用生命保険に加入できることが求められるため、健康状態が良好なタイミングでの購入が重要です。
