人的資本の強化に資する取組み
“いつの時代もお客さまと社会に貢献し続ける”ために、
多様性に富んだ人材を育成していく
少子・高齢化の加速、生成AIをはじめとするデジタル技術の進歩、お客さまニーズ・サービスの変化等、当社を取り巻く環境は大きく、かつ急速に変化しています。このようななか、企業価値の持続的な向上を実現するためには、経営基盤を支える原動力となる人的資本の重要性が一層高まっています。
当社は、これからもお客さまと社会に貢献し続けるために、全役職員が共有する価値観である“お客さま第一主義・仲間との成長・社会への貢献”を基軸とした「大樹生命バリュー」を体現し、変革と価値創造をリードする「多様なスキルと挑戦するマインドを持つ」人材を育成していきます。その実現に向けて、多様性に富んだ人材の確保・育成による“個”の強化と、従業員エンゲージメントの向上による“組織”の強化に取組み、従業員一人ひとりの能力発揮の最大化を進めてまいります。
また、2020年度に立ち上げた「“人の大樹”プロジェクト」における主体的な学びの支援や従業員間のコミュニケーション向上施策等を通じて、変革・挑戦の意識を持ち、常に前進する組織を目指してまいります。
中期経営計画 2026における人材戦略

人材育成方針
従業員一人ひとりの成長が、当社の持続的成長の原動力であるとの考え方のもと、全役職員が共有する価値観である大樹生命バリューを体現し、お客さま・社会に貢献し続ける人材づくりに取り組みます。
- 社会への貢献、お客さま本位を実践し、使命感を持った周囲の規範となる人材
- 積極的に学び、成長を続けて“個”の強みを持ち、高い付加価値を生み出す人材
- デジタルを活用し、仕事を根本からデザインできる人材
- 変化に挑戦し、新しいビジネス・戦略を構想できる人材
社内環境整備方針
従業員が健康で、働きやすく、働きがいをもって仕事に取り組める環境を整備するとともに、多様な個性を尊重し、助け合い、高め合える組織風土を醸成し、従業員エンゲージメントの向上を目指します。
- タテ・ヨコ・ナナメの社内コミュニケーションを活性化します。
- 多様な人材を受け入れ、活躍を支援する組織風土を醸成します。
- 働き方改革の推進により、働きやすい職場環境整備、従業員のワークライフバランス向上につなげます。
- 健康経営の取組みにより、従業員の心身の健康をサポートします。
“人の大樹”プロジェクト
2020年度にスタートした「“人の大樹”プロジェクト」は、従業員エンゲージメント向上を通じて、お客さま満足度を向上させ、企業価値の持続的成長につなげていくという好循環の実現を目指しています。 「人材育成方針」「社内環境整備方針」の具体取組みについて、全社横断的に従業員一人ひとりが参画するプロジェクトです。


“人の大樹”プロジェクト 3本柱
上司と部下の関わり強化
- 全従業員が自己成長への取組みを年度始に宣言
- 上司は1on1面談等で部下の成長を応援・サポート
- 上司層向け研修の実施(女性の健康とキャリア等)

成長のための主体的学び
- 若手による社内提案制度(Miraiju ミライジュ)
- eラーニング、書籍要約サービスの利用費補助
- 著名人セミナー・企業内読書会の定期開催
- 公募型・選択型研修

成長のための土台
社内コミュニケーション活性化
- タテ・ヨコ・ナナメの交流機会
- 働く仲間・会社情報を社内報等で発信
DE&I
- 女性活躍推進、男性従業員の育休取得推進
- 育児・介護等との両立支援
健康経営
- ウォーキングイベント
- 健康動画配信 など

