Vol.151
マネーコラム

長く続けて増やすなら複利運用を

  • 当社からファイナンシャルプランナーの先生等に依頼し、執筆いただいた記事を掲載しております。
  • 各コラム内の情報は掲載当時の情報です。
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金融商品でお金を増やす際の「基本のキ」

金融商品でお金を増やす仕組みには、「単利」と「複利」という2つの方法があるのをご存じでしょうか。

どちらも1年に増える割合を「年利〇%」と表示しますが、その中身は大きく異なります。まず「単利」は最初に預けた元本に対してのみ、毎年同じ金額の利子が付く仕組みです。一方で「複利」は、元本だけでなく、それまでについた利子にも新しく利子が付く仕組みです。そのため、増えた利子が次の年は元本に組み込まれるので、運用するお金が年々雪だるま式に大きくなっていきます。 

たとえば、元本100万円を年利5%で5年運用した場合を比較してみましょう。「単利」で運用したときは毎年5万円ずつ利子が付き、5年後の合計は125万円になります。しかし「複利」での運用であれば、利子が利子を生み5年後には約128万円まで膨らみます。期間が長くなるほど、この差はさらに広がっていきます。

ですので、効率的にお金を増やしたいのであれば、複利効果をもつ金融商品を選ぶ視点が、運用でお金を増やす際には重要です。たとえば、投資信託を選ぶ際、定期的に利益を受け取る「毎月分配型」は単利に近くなります。着実にお金を増やしたいなら、分配金を受け取らずに自動で再投資される「無分配型」や「分配金再投資型」を選ぶのが賢い選択といえるでしょう。

「複利」の効果は、図にあるように、「長く運用を続けるほど」「金利が高いほど」大きく現れます。だからこそ、少額からでも「1日でも早く始めて、長く続けること」が成功の秘訣です。

Point

今はまさに「金利のある世界」が本格化しつつあるタイミング。
【複利】の金融商品を運用ラインアップに加えて上手に増やしていきましょう。

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竹下さくら

CFP®、1級FP技能士。ライフプランをベースにした個別相談を主軸に、講演・執筆等を行う。